【学童保育】元保育士が解説。子どもが行きたがらない理由とは?

育児・子育て

こんにちは。ハピメグです。

今までは働いていると保育園に預かってもらえてたけど、小学生になると多くは学童保育に通うことになります。

学童保育には、保育士、教員免許、放課後児童支援員など有資格者が配置されているので、安心して預けることができます。

小学校入学のタイミングで、子どもを学童に通わせるか、通わせないかと悩む方は多いでしょう。

しかし働く親にとっては、安心して預けられる場所であっても、子どもにとってはどうでしょう

この記事では、学童保育で子どもが行きたがらない問題点についてお伝えしていきます。

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仲良しの友達がいない

保育園、幼稚園から一緒の友達が、学童保育に通うとは限りません。

特に兄や姉などがいる場合は面倒を見てくれるので学童保育の必要がなくなります。

相性の良い友達がいないと、長時間学童保育で過ごすことはとても退屈で、つまらない時間となります。

指導員や誰かと遊ぶだろうと親は思っていても、意外に誰とも親しく遊んでいないことも少なくありません。

仲の良い友達がいるか、把握しておくと良いでしょう

生活の変化

学童保育は、乳幼児から保育園の生活に慣れている子ども達が多いこともあります。

そして小学校入学と同時に親が働くことになり、学童保育を選択する家庭もあります。

保育園生活に慣れている子ども達は比較的、学童保育に慣れるのがとても早いです。

なぜなら保育園を3月に卒園し、4月の小学校入学前から学童保育に通い、保育園生活が学童保育に変わっただけで、預けられている環境はそれほど変化がないからです。

しかし、小学校入学と同時に親が働き、預けられることが初めてな子どもはどうでしょう?

小学校という新しい環境、さらに学童保育で慣れない生活

お家に帰りたいと思うのは自然なことかもしれません。

子どもの環境の変化に気を配りましょう

スペースの自由がない

学童保育では、室内は共有スペースです。

宿題を落ち着いてしようと思っても、スペースはみんなで譲り合わないといけないので、自分の好きな場所を確保できません。

室内遊びも、人数が多くなると狭い場所で遊ぶことになります。

人数が多いと自分で遊び場所を確保できないまま、肩身の狭い思いをしたり、つまらない時間が増えます。

嫌な気持ちを我慢している

好きな時に外遊びが出来ない

学童保育は集団生活なので、外遊びの時間も決まっています

決められた運動場でしか遊べないので、学童以外の友達と待ち合わせをして遊ぶことも難しいです。

集団ですので、自分の好きな外遊びができない場合もあるでしょう。

決められた時間に、決められたことで遊ぶのは楽しくないと感じることがあります。

のびのびできないので窮屈な生活だと感じている

友達とのトラブル

学童保育には、さまざまな子どもがいます。

それぞれ学年も違ったりするのでトラブルは発生しやすいです。

毎日のストレスを抱えていると、そのイライラを学童保育で発散してしまう子どももいるので、気を付けなければいけません。

小学校のクラスでも人間関係を頑張っている子ども達が、学童保育でも引き続き人間関係に悩まされることは精神的にもつらいです。

子どもたちは心身ともに成長しているゆえ、トラブルも起こりやすいでしょう。

子どもに寄り添い、話を聞いてあげましょう

友達と約束したい

小学生になると「今日、○○の公園で遊ぼう」「○○時に集合」など、子ども同士で約束をして遊ぶようになります。

しかし学童保育に通っていると、遊びたい友達と約束して遊ぶことができません。

学童保育に遊べる友達がいるかも知れませんが、本当に遊びたい友達と遊べない状況になります。

我慢をすることが多くなり、ストレスに繋がります。

好きな友達と約束して遊べる機会をつくる

まとめ

働く親にとって、学童保育は頼りになり安心感があるのでしっかり働けますよね。

しかし、学童保育には問題点もたくさんあります。

保育園や幼稚園の預かり保育の生活環境とは、かなり違ってくるでしょう。

小学生になると誰もが成長するので、自分たちの意思も強くなり不満も抱えます。

学童保育は集団生活なので解放感もありません。

学童保育で子どもがどのような気持ちで過ごしているのか、親が気を付けて見守り寄り添う気持ちが大切ですね。

低学年の子どもがつらい思いをしている場合は、働き方なども少し改革が必要かもしれません。

留守番ができるようになるまでは親も大変ですが、子どもの様子に合わせて過ごしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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