2022年10月から社会保険の適用範囲が拡大されます。
扶養内で働いているけど、扶養制度って疑問になりますよね。
この記事では、106万のよくある疑問についてまとめています。
106万のカベと130万の扶養のカベは?
106万→勤める会社で社会保険に加入するボーダーライン
【自分のパート先の会社が判断】
130万→扶養でいられらなくなる壁
【夫の健康保険組合が判断】
※2つはよく比べられがちですが、全く性質の違うもの。
《パート・アルバイトの社会保険加入条件はこちら》
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106万におさえる期間は?
いつからいつまでの期間で106万におさえたらいいの?
1月~12月の合算と誤解されることが多いです。
合算「106万円」というよりも、「月額賃金8.8万円」を超えるかどうかです。
106万を超えた場合のメリット、デメリット
年収106万を超えると、社会保険への加入が必要になってきます。
【メリット】
・加入により、将来受け取れる年金額が増加
・万が一の場合の補償が充実
【デメリット】
・手取りが減ってしまう
ボーナス、交通費は?
ボーナスが出たので毎月8.8万円をこえてしまったら?
毎月8.8万円には、ボーナスも交通費も残業代も含まれません。
ひと月だけ、8.8万円をこえてしまったら?
普段は月7万円で働いているが、先月は忙しい時期で9万円になった。
このような場合は社会保険の加入はどうすればいい?
会社との契約上のことになるので、その月がたまたま忙しくシフトが入ったとしても、基本的には、対象になりません。(※会社との相談必要)
労働時間は?
週の所定労働時間が20時間未満。
先月は週16時間勤務だったけど、今月は週22時間だった場合、すぐに加入対象にならない。
※しかし、実労働時間が2か月連続で週20時間以上になり、今後も引き続き20時間を超えると見込まれる場合は、3か月目から対象になります。
ダブルワーク
ダブルワークで月に10万円ですが、加入対象になる?
社会保険に入るかどうかは、会社ごとに判断します。
違う会社の収入はカウントしません。
まとめ
106万の壁は、勤務先での事前の契約で決まるもの。
多くの方は「自分は社会保険の加入はどうなる?」と不安になります。
ですから社会保険は、自分の勤めているパート先と確認することが必要です。
自分の労働条件をしっかり把握するためにも、きちんと会社との契約書を確認しましょう。